2024-09-13
高濱光永個展 きおくの一葉
2024 10/17(木)~28(月)
会場:花森書林
13:00~19:00(最終日~17:00)火・水休み
高濱光永個展 きおくの一葉
60年間 親友であり続けた友人も 今はもう文通も出来なくなってしまった
親 姉妹も なくなってしまった
そんな私も日に日に目に見えて
ちぎり絵を作る気力が衰えてきている
今のうちに一枚でも多く作品を作っておこうと思い
引出しの整理していたら懐かしい作品が数枚出てきた
自分の若かりし頃の思い出や 幼い頃を描いたものもあった
過日 私の作品に心打たれたと涙を流し話してくださった方がいた
戦争のことを知りたいが 祖母はあまり話してくれなかった
もう少し話を聞いておけばよかった…と
そんな思いを作品から感じたと言ってくださる
過去何枚か他人さまに見て頂いたことはあるけれど
この度は 北海道での幼い頃の思い出や
戦争の小さな思い出等を展示したいと思う
私の人生の一部を切り抜いたストーリー
この先も続けて老後を楽しみたい
幸い身の回りにモチーフとなる物はたくさんあるのが 嬉しいことだなぁと思う
髙濱光永 (たかはま・みつえ)
昭和14年 北海道帯広市に生まれ。終戦の年に小学校に入学。
昭和37年 結婚を機に神戸に移り住み、現在に至る。阪神大震災後、 癌を二度、脳出 血、心臓大動脈の手術など大病を経験。2014年から、 新聞ちぎり絵をはじめる。 父は鳥取県気高町から北海道に渡った開拓民だった。
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